道南各地で大雨被害

update 2010/8/13 14:29

 発達した前線と台風4号の影響で道南地方は11日から12日にかけて、各地で激しい雨に見舞われた。この影響で各地で住宅の浸水や農地や道路の冠水被害が発生。また線路に土砂が流出するなどの影響でJR函館線や江差線が一時運休するなど、帰省客の足を直撃した。

 函館海洋気象台によると、降り始めから12日午後8時までの総雨量は八雲町熊石で235.5ミリ、八雲で219ミリ、江差で204ミリ、森で202.5ミリを記録。24時間当たりの降水量は八雲で190ミリ、江差で184ミリ、奥尻で133.5ミリと観測史上最大を記録したほか、森で186ミリ、熊石で196ミリを記録した。

 JR北海道によると、大雨の影響で11日午後8時10分から12日午後7時までに全道で111本が運休(部分運休含む)し、約2万2300人に影響した。道南でも函館線の山越―八雲間(いずれも八雲町内)で同日未明に土砂流出が発生し、スーパー北斗などが運休したが、正午過ぎに運転を再開。同じく運休していた江差線も夕方までに再開した。

 道開発局によると渡島・桧山地域の国道229号の乙部町内とせたな町内の2区間、道道は9区間で通行止めとなっている(12日午後11時現在)。

 函館海洋気象台によると、台風4号は13日午前3時には根室市の南約200`の海上に達する見込み。大雨のピークは過ぎたが、土砂災害や河川の増水などに注意が必要としている。

提供 - 函館新聞社




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