九重部屋の合宿始まる
update 2010/8/7 10:48
【福島】町出身の九重親方(元横綱千代の富士)率いる九重部屋の夏合宿が6日、町福島190の横綱記念館で始まった。町民や観光客約30人が見守る中、若手力士12人が汗まみれになりながらぶつかりげいこなどを行った。
合宿は1997年の同館オープン以来続く夏の恒例行事。秋場所に向け、暑さが厳しい東京を離れて福島町でパワーアップを図る。
午前7時から館内の土俵でけいこを開始。準備体操の後、ぶつかりげいこをこなし、同9時までみっちりと体を動かした。力士の掛け声と体がぶつかる音が響き、館内は熱気に包まれた。
この日は九重親方は不在だったが、8日から18日まで指導にあたる。部屋頭の十両千代白鵬と三段目の千代白龍は巡業のため、12日の朝げいこから合流する予定。
幕下の千代の国(20)は「福島は自然がいっぱいで食べ物もおいしい。けいこに集中できる環境。体と精神面を鍛えて秋場所に臨みたい」と抱負を語った。家族3人でけいこを見学した札幌の杉沢千香子さん(44)は「力士の迫力に圧倒された。また見に来たい」と笑顔で話していた。
夏合宿は20日まで。午前8時から同10時ごろまで見学することができる。7日は休み。入館料大人500円。高校生以下250円。町民は無料。
提供 - 函館新聞社
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