100歳以上 函館市「全員の所在を確認」
update 2010/8/7 10:47
全国的に100歳以上の高齢者が行方不明となっている問題で、函館市は6日、市議会民生常任委員会(斉藤佐知子委員長)に、市内に住む100歳以上の高齢者について「全員所在を確認している」と報告した。
市の100歳以上の高齢者は93人(100歳42人、101歳以上51人)。川越英雄福祉部長は93人のうち83人が要介護認定を更新し、「訪問調査員が出向き、本人に会って直接確認している」と述べた。このほかの高齢者は入院、通院で後期高齢者医療制度などを利用しているとした。
また須田正晴市民部長は、93人のうち85人は被保険者で残り8人は生活保護を受給していることを明らかにし「83人は保険証を送付して受け取っており、昨年度に医療機関にかかった実績がある」と説明した。
委員からは「職員が手分けして訪問し、全員の所在を確認すべき」との指摘があった。川越部長は「国から確認方法についての通知が発送される予定で、それに基づいて確認したい」と答えたが、斉藤委員長は「全国的な問題だ」として積極的に行動するよう求めた。
提供 - 函館新聞社
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