万一に備え着衣泳練習 万年橋小
update 2009/9/5 18:09
函館万年橋小学校(加藤正男校長、児童132人)の5、6年生計38人を対象にした着衣泳講習会が4日、函館市吉川町の同校プールで行われた。函館海上保安部の職員らが指導し、子どもたちは背浮きの仕方やライフジャケットの着用体験などに取り組んだ。
海中転落の死亡事故を減らし、ライフジャケットの大切さなどを伝えるのが目的。
子どもたちは服を着たままプールを歩き回り、着衣状態での水中の動きにくさを実感。上を向いたまま体を真っ直ぐにして水に浮く「背浮き」を練習した後、ペットボトルを使っても体験した。その後、ライフジャケットを着て海の事故発生時の緊急電話番号「118」の形に人文字を作り、一管本部函館航空基地のヘリコプターから職員が航空写真を撮った。写真は今後、啓発活動の一環としてホームページなどで掲載する。
5年生の佐々木文哉君(10)は「ライフジャケットは沈まなくて面白かった。もし海で溺れたときは練習したことをやりたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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