函館、3年ぶり真夏日
update 2010/8/6 10:14
函館海洋気象台によると、5日の道南地方は高気圧に覆われて各地で気温が上昇した。函館では午後4時23分にこの日の最高気温30.4度を記録。ことし初で、2007年8月以来3年ぶりの真夏日となった。
木古内と北斗、松前はことしの最高気温を更新し、それぞれ32.4度、29.6度、29.1度に。このほか29度以上は森29.8度、厚沢部29.4度、今金29.1度、せたな29.0度だった。
函館市根崎町の湯川海水浴場には、午前中から大勢の家族連れや若者のグループなどが続々と訪れ、平日にもかかわらず1500人もの人出を記録した。来場者は、雲の隙間から時おり照りつける強い日差しを受けながら、涼を求めるように波とたわむれた。
同市桔梗町の村田菜奈さん(20)は、帰省中の高校の同級生ら4人で訪れた。「今日は蒸し暑いので海は最高。肌を焼きながら友達とたくさん遊びたい」と笑顔を見せていた。
一方、本町や五稜郭町などの街中では、市民が暑さを避けたためか人影もまばら。札幌から観光で箱館奉行所を訪れた佐藤洋介さん(45)は、「函館もじめじめしているので驚いた。早くビールを飲みたい」と話していた。
同気象台によると6日は曇り、日中の最高気温は渡島が31度、桧山は29度で、引き続き蒸し暑い日になるという。
提供 - 函館新聞社
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