1億円の重さ体感、日銀支店で親子見学会

update 2010/8/6 10:13

 夏休みに合わせ、日本銀行函館支店(函館市東雲町)で5日、小学生と保護者を対象にした親子見学会が開かれた。募集定員を大幅に上回り、急きょ開催日を追加する人気ぶり。参加者は支店の業務を楽しみながら学び、お金の価値について知識を深めた。

 同支店が子どもたちに金銭感覚を身につけてもらおうと、全国に先駆けて2006年から毎年開催している。小学1、2年生を対象にした見学会は当初5、6の両日に計4回の開催予定だったが、応募者が殺到したため、日数や回数を増やして対応した。

 5日は市内の親子連れら約150人が参加。児童らは模擬紙幣でつくられた10`相当の1億円の重さを体感したほか、1万円の裁断くずでできた「1億円のいす」の座り心地を確認。カレー食材を購入する買い物ゲームでは献立のやり繰りに知恵を絞っていた。

 函館亀田小2年の工藤颯太君は「1億円は重かった。お金は大事にしようと思う」。自営業の父直さん(42)は「1億円を稼ぐのがどれだけ大変なことか、しっかり分かる子に育てたい」と話していた。見学会は6、9、10日にも開かれるが、既に募集は締め切っている。

提供 - 函館新聞社




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