松風コースで9000人パレード…港まつり

update 2010/8/3 10:45

 「開港151周年記念函館港まつり」(実行委主催)は2日、メーンの「ワッショイはこだて」1日目の十字街・松風コースが実施された。昨年に引き続き新潟、長崎など開港4都市の親善大使や、3年ぶりに「八雲山車(だし)行列『勝ち太鼓』」が参加。「函館港おどり」「いか踊り」の参加者と合わせて約9000人、山車85台がパレードし、夏の函館の夜を盛り上げた。

 函館市末広町の十字街付近で行われた出発式では、実行委の木村孝男会長が「多くの方に集まっていただき感謝している。みなさんに喜んでもらえるようがんばっていきたい」とあいさつ。ミス函館、長崎、神戸など5都市の親善大使も紹介された。

 「ワッショイ―」は午後4時20分ごろ、同市豊川町の豊川広路を先頭にスタート。同松風町までの約1・4キロの道のりを、華やかな衣装と各団体が工夫を凝らした個性あふれる山車とともに、踊りを披露しながら練り歩いた。行列は日が沈んでからも、にぎやかな音楽が鳴り響き、踊り手は気合いの入った掛け声をかけながら、会場を盛り上げていた。沿道に詰め掛けた大勢の市民は、その光景に大きな拍手を送っていた。

 3日は午後4時半からワッショイはこだて(堀川・五稜郭コース)が行われる。

提供 - 函館新聞社




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