漁港から直送、朝食にイカが 「湯の川温泉旅館協同組合」16軒でサービス
update 2010/8/1 10:59
函館・湯の川温泉の宿泊客に地元特産の新鮮な活イカを朝食に提供するサービスが行われている。函館市漁協の協力でその日水揚げした朝イカを競りにかけずに漁港からホテルや旅館に直送し、「イカの街・函館」を売り込んでいる。
函館湯の川温泉旅館協同組合(金道太朗理事長、22社加盟)が、道南沿岸のマイカ(スルメイカ)の漁期に合わせて1995年から毎年行っている。今年は昨年より6軒多い組合加盟の16軒が6月下旬からサービスを始めた。
湯の川プリンスホテル渚亭(湯川町1)では、館内のレストランに専用コーナーを設け、板前がその場で手早くイカ刺しに。宿泊客限定で一人前800円で提供し、多い日では一施設で60人前が出る人気だ。
7月29日朝には湯の川オンパクのメール会員らを対象に試食会が行われ、石崎広暁料理長が目の前でさばき方や食べ方を紹介。参加した市内日吉町の女性会社員(40)は「新鮮で甘みと歯ごたえが最高。みんなにお勧めしたい」と話していた。
同漁協は「漁場が近い函館だからこそできる全国でも珍しい企画。漁協のPR効果も期待できる」とし、同旅館組合も「地元の方にも泊ってもらい、本物の味を堪能してほしい」としている。改行 対象店には「プレミアム朝イカ」と書かれたのぼりが玄関前やレストランなどに設置している。朝イカ朝食は漁期が終わる12月中旬ごろまで。
提供 - 函館新聞社
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