珠算能力検定 成田さん2級、干場さん3級満点
update 2010/7/31 13:31
日本商工会議所主催の第189回珠算能力検定試験(6月27日開催)で、函館駒場小学校6年の成田茉里香さん(12)が2級、函館北美原小学校5年の干場菜々香さん(10)が3級で満点合格を果たした。
成田さんは、友達に誘われて小学2年生からそろばん教室に通い始めた。昨年11月に2級を受験する予定だったが風邪で断念。6月の試験では準1級と同時受験し、両方合格した。満点合格は初めてという成田さんは「満点を取れてびっくり。ライバルに負けたくない気持ちで頑張った」と笑顔を見せる。
干場さんは、小学4年生から珠算を習い始め、10級、9級の試験でも満点だった。6月の試験に向け、毎日1時間、練習を欠かさなかったという。干場さんは「あまり自信はなかったけど、練習したかいがあって満点を取れてうれしかった」と喜ぶ。
今回の受験者数は全体で128人。このうち2級は29人、3級は34人が受験し、満点だったのは成田さんと干場さんの2人だけ。種目は見取り算、掛け算、割り算で300点満点。1つ10点10問の見取り算は高得点につながりやすく、2人とも得意種目にしているという。成田さんは「そろばんは点数が伸びた時が面白い。次は1級に合格し、段も取りたいので中学生になっても続けたい」と話し、干場さんも「目標は10段。計算が楽しいのでこれからもそろばんを頑張りたい」と意気込んでいた。
提供 - 函館新聞社
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