和洋折衷、歴史薫る 遺愛女子、旧宣教師館を一般公開
update 2010/7/30 09:50
函館市杉並町23の遺愛女子中学・高校(福島基輝学校長)の敷地内にある旧宣教師館(通称・ホワイトハウス)の一般公開が29日、始まった。あいにくの雨模様となったが、初日から観光客らが見物に訪れていた。31日まで。
ホワイトハウスは米国人宣教師の住居として、1909(明治42)年に本館と同時期に建設された。洋館に和館を併設し、和と洋の要素が合わさった建築様式が特徴。2001年に国の重要文化財に指定され、年1回、一般公開している。
館内には使用されていた当時の家具や調度品がそのまま残されており、来場者の目を引いている。一般公開を目当てに函館を訪れた東京都、会社員伊藤洋さん(42)は「全国各地の宣教師館を見ているが、押し入れなど和の要素や住んでいた人が使っていた物がそのまま置いてあるのは珍しい」と興味深げに見入っていた。
公開時間は午前10時から午後2時まで。入場無料で事前の申し込み不要。問い合わせは同校TEL0138-51-0418。
提供 - 函館新聞社
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