夏の高校野球南大会決勝 函大有斗、甲子園届かず…北照に3−4

update 2010/7/27 13:15

 【札幌】第92回全国高校野球選手権大会南北海道大会(道高野連など主催)最終日は26日、札幌市の円山球場で決勝が行われ、13年ぶり8度目の甲子園出場が懸かった函大有斗は、春のセンバツ大会で全国8強の北照(小樽支部)に惜しくも3−4で敗れ、涙をのんだ。

 北照に先制を許した函大有斗だったが、3回に木村優希三塁手(3年)の左越え2塁打で1点を返すと、その後もじわじわと得点を重ねた。左のエース・堤口竣太投手(2年)も集中力を保ち勝利を信じて最後まで力投を見せた。

 スタンドには生徒やOBなど約200人が駆け付け、大きな声援でナインを鼓舞。応援に応えようと選手たちも夢の舞台を目指して奮闘した。

 わずかに手が届かなかった夢の舞台への切符に、試合後は涙を流していた選手たちだったが、堂々と前を向いて球場を後にした片口伸之監督は「チャンスの場面であと1本の差が出た。何とか勝たせてやりたかったが、選手たちはよく頑張った」とねぎらった。

 地元函館からも選手の頑張りに、熱い声援が送られた。西尾正範函館市長は「皆さんの戦いぶりは、北照に匹敵する活躍だった。胸を張って函館に帰って来てください。1、2年生の皆さんはこの悔しさを忘れず、次こそは甲子園に出場できるよう頑張って」とエールを送った。

提供 - 函館新聞社




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