大沼湖水まつり開幕
update 2010/7/25 11:26
【七飯】第101回大沼湖水まつり(同まつり実行委など主催)は24日、大沼国定公園広場をメーン会場に開幕した。先祖や水難者を弔う伝統の灯籠(とうろう)流しをはじめ、花火大会などが行われ、大勢の来場者が夏の一夜を堪能した。25日まで。
湖水まつりは、1906(明治39)年に湖面に灯籠を流し水難事故の犠牲者の霊を慰めたのが起源。現在はステージショーなど各種イベントも合わせて開催している。
午後6時40分すぎに始まった灯籠行列には町内外から参加した180人が、大沼国際交流プラザ前から同公園広場まで灯籠を持って練り歩いた。到着後、慰霊祭が行われ、僧侶が読経する中、中宮安一町長や大沼観光協会の堀元会長らが焼香し、水難者や物故者の霊を慰めた。その後、来場者は灯籠を湖面に次々と流し、御詠歌が流れる中、約1000個の明かりが幻想的にともった。花火大会も行われ、約1000発の花火が打ち上がり、夜空に大輪が広がった。
25日は午前9時開場。子供向けのキャラクターショーや歌謡ショー、YOSAKOIソーランチームの演舞のほか、同7時から灯籠流し(1000個)、同8時からは花火大会が行われる。
提供 - 函館新聞社
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