新函館駅北口整備 見直し要求へ…道新幹線
update 2009/10/4 12:26
【北斗】北斗市議会の新幹線建設促進調査特別委員会(中井光幸委員長)は、市が提示した北海道新幹線新函館駅の北口駐車場を整備する計画について見直しを求める方針を固めた。近く海老沢順三市長に書面で申し入れる。
市は8月、道が2015年度までに七飯町内の国道5号から新駅北口までのアクセス道2・8キロと駅前広場を整備するのに合わせ、市有地に200台規模の駐車場を市の単費で整備する計画を提示。すでに新駅南側13・5ヘクタールの開発に国の補助を含め61億6500万円を計上しており、これと別に市単独で駐車場整備をする。
これに対し、同特別委は、駐車場は駅北側の開発にきっかけを与え、南側の発展を阻害する恐れがあるとして慎重な姿勢を見せており、「ばく大な市の投資を伴う駅南側のことを考え、単独での北口整備は見直すべき」との結論に達した。
広域観光や高速交通のアクセス面から北口整備の必要性を指摘する声もあり、市側も「道南圏で駅利用者の利便性を図るために駐車場が必要」としている。
中井委員長は「駐車場の整備に異を唱えるのではなく、国の補助など財源確保の努力を求めたい」としている。
提供 - 函館新聞社
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