箱館奉行所、オープンへ着々【函館】 入念にスタッフ研修
update 2010/7/24 11:52
国の特別史跡「五稜郭跡」に復元された箱館奉行所のオープンを29日に控え、最終の準備作業が各方面で進められている。奉行所正面広場の整備のほか、同奉行所の指定管理者「名美興業」はスタッフ研修を入念に行っている。
23日には、奉行所の歴史などを紹介する展示パネルの搬入がほぼ終了。工事経過や建設に携わった職人の技術を映像で披露するコーナーの整備や、入場券売機の設置作業を行った。奉行所正面広場で行っていた舗装工事は21日に終わり、この日はベンチの設置や芝張りなどを行った。今後は案内板の取り付けや、奉行所裏側の整備を11月末までに終える予定という。
名美興業では、開館時の混雑を想定した演習に向けた準備をした。昼過ぎの降雨時にはスタッフが雨戸閉めに追われるなど、オープンまで忙しい日々が続きそうだ。市教委文化財課の阿部司課長は「29日に万全で来場者を迎えられるようにしたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。