台湾で第2弾 函館フェア

update 2010/7/21 11:42

 台湾中部に位置する彰化県のスーパーマーケットで、函館の特産品を集めた「函館フェア」が24、25日に開かれる。ことし1月に続き2度目の開催で、今回はスイーツに絞り、台湾の消費動向を探る考え。市経済部は「将来的な継続販売につなげることが目的。市内中小企業の販路拡大につながっていけば」と期待している。

 函館フェアは、同県内で店舗を展開する高級日本食スーパー「裕毛屋」が主催。1月に初めて行い、函館名産のイカ飯など約30品目を販売して好評を集め、同店側から市に「複数回続けてほしい」と提案していた。継続実施を模索していた函館側と、店舗の差別化を図りたい同店との考えが一致し、開催が決まった。

 前回と同様、市内中小企業で組織する函館海外市場販促振興会(HOMA、田口修会長)の参加企業が出店。今回はこのうち、昭和製菓(函館)、末広軒(北斗)の地元製菓業2社が参加し、冷凍菓子や常生菓子、口取りなど約10種類を販売する。フェアと前後して、同県政府への訪問や台北のデパート、スーパーの見学も予定している。

 フェアは今秋にも予定されており、市は現地の嗜好(しこう)を探るとともに、関係強化を図っていく方針。市経済部は「中華圏では日本の食文化が浸透しており、函館の産品も売り込んでいける可能性がある。定番化していくことで、販路拡大への突破口にしたい」と意気込む。

 また、HOMAの田口会長は「今後を見据えて、現地の消費者の嗜好やどの価格帯が人気があるのかを見極めたい」と話している。

提供 - 函館新聞社




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