市街地2カ所編入承認…都市計画審

update 2009/10/3 13:12

 函館市都市計画審議会(会長・韮澤憲吉函館高専教授、委員15人)が2日、市役所で開かれた。都市計画法で開発が抑制される市内の市街化調整区域2カ所(計23.9ヘクタール)について、住宅地の造成が可能な市街化区域に編入する予備審議議案を承認した。懸案となっている石川稜北地区(33ヘクタール)の市街化区域編入は提案されず、市は今月20日前後をめどに、同審議会を開いて編入を諮る方針を示した。

 市街化区域への編入が認められたのは、神山小学校周辺の神山地区(8.3ヘクタール)とJR函館線と江差線に挟まれた昭和南地区(15.6ヘクタール)。ともに民間による住宅地整備が予定されている。

 市は石川稜北地区の編入についても、同日の審議会で予備審議議案として提案する予定だったが、前日までに提案を取り下げた。

 市都市建設部の山本真也部長はその理由として、中心市街地空洞化への懸念から同地区の編入取りやめを求める要望書が市に、請願書が市議会にそれぞれ9月29日に提出されていることから、「要望書に対応する必要があると考え、一定の整理を要する」と説明。20日前後をめどに同審議会を開いて諮る考えを示した。

 同部によると、今月22日に道の都市計画審議会の幹事会、同26日に予備審がそれぞれ予定されており、同地区編入の手続きを進めるには21日までの審議会開催が必要になるという。

提供 - 函館新聞社




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