函館プラネタリウムの会 NPO法人認可

update 2010/7/20 12:06

函館プラネタリウムの会(村井茂理事長)が1日、法務局からNPO法人の認可を受けた。同会は認可後、即座に登記申請し、現在、亀田中野町62に建設中の直径7・2bのドームを有する「函館プラネタリウム館」の整備に力を注いでいる。村井理事長は「ようやく活動が軌道に乗ってきた。会員全員で頑張ってきたことが形になり感慨深い」と話している。

 同会は、6年前から市営熱帯植物園で年4回、四季の星座の上映を行っていた村井理事長の「函館の子どもたちに星空のすばらしさを伝えたい」との思いに賛同する仲間が集まり活動が本格化。昨年12月に設立総会を開き、NPO法人化にこぎつけた。

 プラネタリウムの上映施設はすべて手作りで、星空を投影するドームの天井や外壁も会員自らが白く塗った。総会開催時には板張りが目立った内装もすっかり整備が整い、後は一般を対象とした利用開始を待つばかりとなった。すでに複数の小、中学校から「子どもたちにプラネタリウムを体験させたい」という依頼が来ているという。

 8月8日には同会の設立記念講演会として、札幌在住の星景写真家、中垣哲也さんを講師に招くとともに、中垣さんの撮影したオーロラの上映と「夏の星空」プラネタリウム上映会を実施する。「最終的には天文台を併設し、函館を天文分野の発信地にしたい」と村井理事長の夢は膨らむ。同会では現在、賛助会員を募集しており、「星空や天体に興味のある人はぜひ協力してほしい」と呼びかけている。

 8日の上映会は午前10時、11時半、午後1時、2時半の4回の予定で、入場料は大人400円、中高生100円、小学生以下無料となっている。問い合わせは、メールアドレスplanetarium@kireinaha.info(同会事務局)TEL0138-47-3163(同分室)

提供 - 函館新聞社




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