自覚新たに誓う…市函病院看護学院で戴帽式

update 2009/10/3 13:12

 市立函館病院高等看護学院(吉川修身学院長、生徒212人)の第59回生戴帽式が2日、函館市港町の同院体育館で開かれた。ことし春に入学し基礎教育を終えた1年生70人が、看護師への新たな一歩を踏み出した。

 約半年の基礎的な授業や実習を終えた学生が、現場での臨地実習に入る前に、看護従事者としての自覚を持ってもらう、恒例の式。

 ことし式に臨んだのは男性7人、女性63人。在校生や関係者約250人に見守られながら、壇上で真新しいナースキャップを受けた。続いて1年生全員でナイチンゲール誓詞を暗唱した。吉川学院長は「きょうのこの気持ちを忘れずに頑張って」と激励。戴帽生代表の平野ちひろさんは「これから理想と現実の違いに戸惑い、涙を流す時もあると思うが、どんなことがあっても仲間と一緒に乗り越えていく」と宣誓した。

 戴帽生は5日から、市立函館病院など市内近郊の病院や施設で実習を行う。

提供 - 函館新聞社




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