アルザス・ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール、後藤さんが準グランプリ
update 2010/7/17 13:17
函館国際ホテル(函館市大手町5)のチャイニーズ&グリル「アゼリア」の料理人後藤統さん(25)がこのほど、東京で行われた「第8回アルザス・ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール」で準グランプリを受賞した。後藤さんは「信じられない。自分の力ではなく、周りが助けてくれたおかげ」とはにかみながら話していた。
同コンクールは日本中国料理協会などが主催。ワインに合う中国料理を考え新たな食事のスタイルを模索することを目的に開催。毎年全国の中国料理人が挑戦し、今年は「前菜」と「熱菜」部門に計90作品が応募され、10点が予選通過。後藤さんが見事に準グランプリを獲得した。
後藤さんは七飯町出身。幼いころから料理が好きで、函館調理師養成専門学校卒業後、2005年同ホテルに入社。毎日新たな事に取り組む仕事場の雰囲気に刺激され、おいしいものを作るため日々模索していたという。
受賞作品の「牛肉料理二種の味わい」は、牛肉にトーチという中国の調味料を絡めた濃いめの味が特徴の一品と、カブに牛肉を詰めて蒸した色鮮やかな作品で、どちらもワインと非常に合う料理となった。「前回までワインに合う食材を考えチーズなど取り入れていたが、予選も通らなかった。今回はおいしい中国料理を作るという原点に返った」と振り返る。
今後の目標について「もっと勉強して、みんなにおいしいと言ってもらえる料理を作っていきたい」と意気込んでいる。
同レストランでは8月上旬から期間限定で受賞作品を提供する予定。
提供 - 函館新聞社
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