湖水まつりで水難者供養 灯籠準備始まる

update 2010/7/16 17:35

【七飯】大沼公園広場で24、25の両日開かれる「第101回湖水まつり」(同まつり実行委主催)に向けて、大沼湖に浮かべる灯籠(とうろう)に供養者の戒名などを書く作業が15日、同広場の空き店舗で始まった。同まつりでは約2000個の灯籠を湖面に流す予定で、運営関係者ら5人がボランティアで作業に当たる。

 同まつりは1906(明治39)年に地元の住職が灯籠を浮かべて水難者を供養したのが始まりで、灯籠流しは灯籠に供養する人の戒名や法名を記して湖面に流す。6月下旬から同実行委で灯籠を販売している。

 15日は2人が作業に取り組み、一つ一つに丁寧に筆で書き記していた。10年以上前から作業に参加している沖望さん(83)は「供養にかなうような字を書くよう心掛けています」と話した。

 灯籠流しは両日とも午後7時から。初日の24日は同6時半から、JR大沼公園駅前をスタートに灯籠行列をした後、同広場で慰霊祭を開く。

 慰霊祭や灯籠流しのほか、両日とも午後8時から花火大会が行われ、「しまじろう」のキャラクターショー(25日午前10時、午後1時)や、ものまね歌手の何ン田研二ショー(同日午後6時)などの催事も繰り広げられる。改行 灯籠は1個1000円で販売中で、購入申し込み、問い合わせは大沼国際交流プラザ TEL0138-67-3020。

提供 - 函館新聞社




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