北海道ダンスプロジェクト公演に向け、函館のメンバー最終調整

update 2010/7/14 10:58

 道内で活動する14のダンススタジオで構成する「北海道ダンスプロジェクト(HDP)」(宏瀬賢二会長)の第1回公演「北海道JAZZ DANCE協会から北海道ダンスプロジェクトへ〜A new day〜」が19日、札幌市のニトリ文化ホール(旧北海道厚生年金会館)で開かれる。ステージは3部構成で、函館からは第1部(ジュニアの部)に函館ダンスアカデミー(島崎啓子代表)の12人、第3部のHDP会員合同作品にはR dance company(アールダンスカンパニー、山崎理恵主宰)の岡崎佳純(かすみ)さんが出演。ともに本番のステージに向けて最終調整に余念がない。

 HDPは、これまで道内のダンスシーンをけん引してきた同協会の活動を引き継ぐとともに、さらなる発展を目指して今年4月に発足。初のコラボレーションステージとなる今回の公演には12スタジオから出演する。

 函館ダンスアカデミーからは、小学1年から中学2年までのメンバーが「Together」を演じる。振り付けをした島崎代表は「HDPの新たな出発にふさわしく、仲間が一緒に手を取りながら未来の夢に向かっていく内容を取り入れた」と話す。

 メンバーのまとめ役である鈴木純菜さん(函館西中1年)は、「ほかのスタジオとの共演はとても楽しみ。年齢差はあるが、チームワークには自信があるので、函館の代表として思い切って踊ってきたい」と意欲を見せている。

 Rダンス−の岡崎さんは、札幌などのスタジオに所属する会員約70人との合同作品「月 傾(かぶ)く」に出演。ヒップホップ、コンテンポラリー、ジャズを組み合わせた構成。5月下旬から毎週日曜に札幌でレッスンを受け、函館でも個人で練習を積んできた。「全体練習が少なく、踊りの流れを合わせることが大変。緊張しているが、頂いた機会を大切に頑張りたい」と話している。

 同公演は午後1時からと同5時からの2回公演。問い合わせはTEL011・221・8055。

提供 - 函館新聞社




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