【参院選】長谷川氏 まんべんなく得票
update 2010/7/13 16:38
自民長谷川氏、民主徳永氏の勝利で終わった参院選道選挙区。道南では長谷川氏がまんべんなく得票を集めた一方、徳永、藤川両氏は民主党同士で票を分け合った。
長谷川氏は渡島で6万6342票、桧山で1万票以上を集め、道南の18市町すべてでトップを獲得。07年の前回参院選で勝利した同党の伊達忠一氏が取った票よりも9750票多く、消費税増税論議を持ち出した民主への批判票に加え、無党派層も数多く取り込んだ。
党道8区支部の川尻秀之支部長代行は「民主の2人分には及ばなかったが、大きく支持をいただいた。景気浮揚に伴う雇用の創出などに期待する声が、長谷川氏への投票につながった」と話す。
徳永氏は道南全体で約54900票を集めたが、3位の藤川氏とは3500票差。函館、知内、木古内、長万部では藤川氏にリードを許した。民主は2氏合計で10万6267票を獲得したが、昨年の衆院選における逢坂誠二氏の得票からは約6万4800票落としており、道南の有権者も民主党の政権運営に厳しい目を向けたことを裏付ける。 党道8区総支部の道畑克雄幹事長は「民主党にとって不利な状況だった。批判票が自民やみんなの党に流れた」と振り返る。
また、みんなの党の中川賢一氏は大きな支援組織を持たず、道南地方には公示前、公示後を通じても函館市に1度入ったのみで、浸透には及ばなかった。共産党の畠山氏は消費税増税反対を明確に訴えたが、埋没。幸福実現党の大林氏も支持が広がらなかった。
提供 - 函館新聞社
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