【参院選】公明上積み、横山氏手堅く
update 2010/7/13 16:38
参院選比例代表での、各政党の得票数(政党名と候補者名の合算)が確定した。横山信一氏(50)が初当選した公明党は道南全体で前回得票より約4700票伸ばし、3万3136票を獲得。その中の7割以上が横山氏への個人票で、当選を後押しした。一方、民主党は得票数は道南で第一党だが、落選した同党の板倉一幸氏(59)への個人票は道南全体で7921票と伸び悩み、候補者名の得票が当落を左右する参院比例代表のシステムが十分浸透しなかったことがうかがえる。
民主党は道南全体で前回から約6600票を減らし9万653票だったが、道南での得票第1党の座を守った。ただ、改選第一党となった自民党は道南全体でも4万9537票にとどまった。
民主は大票田の函館で5万3361票を獲得。前回から3703票減らしたが、自民を2万8000票余り引き離した。北斗市で8947票、渡島9町合計でも1万9843票を取った。
一方、板倉氏の得票は地元函館で5245票で、民主全体の得票数の9.8%と低迷。道南全体でも7921票で、陣営が目標とした3万票には遠く及ばなかった。
自民は函館で2万5400票、北斗で4443票と伸び悩み、渡島9町でいずれも前回得票を下回った。桧山7町の合計は6769票で、民主に1731票引き離された。
公明は函館で1万9334票で、前回から2631票上積み。このうち、全体の77%となる1万4889票が横山氏への票だった。道南全体でも3万3136票を集め、横山氏個人には2万3773票が集まった。
道内初選挙となったみんなの党は、道南全体で2万票弱を獲得。共産、社民、国民新も前回から票を減らし、苦戦した。
提供 - 函館新聞社
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