参院選きょう投開票 大勢判明 選挙区12日午前零時前後
update 2010/7/11 10:08
函館白百合学園高校アニメーション部が8月7、8日に高知県で開催される「第19回まんが甲子園(全国高等学校漫画選手権大会)」(高知県など主催)の本選に出場する。同校の出場は2003年以来7年ぶり。本選に挑む部員たちは「あこがれの大会に出られてうれしい」と喜んでいる。
第22回参院選は11日に投票、即日開票される。昨年夏の政権交代後初めての国政選挙で、道選挙区(改選数2)には新人6人が立候補、比例代表には函館に地盤を持つ2氏が出馬し、6月24日の公示以来、17日間の舌戦を繰り広げてきた。与党・民主党は6月の首相交代で支持率が回復したものの、菅直人首相が公示前に表明した消費税の10%増税論議が最大の争点となり、野党が攻撃を強める構図となっている。民主党・国民新党の連立政権の姿勢や実績をどう評価するか、有権者の審判が下される。
道選挙区に立候補したのはいずれも新人で、届け出順に民主党の徳永エリ氏(48)、=新党大地、国民新党推薦、幸福実現党の大林誠氏(37)、自民党の長谷川岳氏(39)、みんなの党の中川賢一氏(43)、共産党の畠山和也氏(38)、民主党の藤川雅司氏(53)の6人。比例代表には186人が出馬し、道南関係では民主党新人の板倉一幸氏(59)、公明党新人の横山信一氏(50)が立候補した。
徳永氏は札幌などで約30年間テレビリポーターを務めた経験を生かし、無党派層を主要ターゲットとした選挙戦を展開してきた。「生活者の声を国政に届けたい」とし、子育て施策の充実などを訴えている。
長谷川氏は食料、水資源、エネルギー分野の活性化を掲げる一方、YOSAKOIソーラン祭り創設者の知名度を生かして活動。公明党との選挙協力の枠組みから、比例代表の横山氏への支援も呼び掛けている。
中川氏は自民党、民主党以外の「第3極」としての立場を強調。札幌や、いとこの故中川昭一氏が地盤とした十勝など都市部を中心に活動し、函館でも8日に演説。増税反対や公務員改革を訴えた。
畠山氏は、消費税増税への反対姿勢を明確に打ち出すとともに、米軍普天間飛行場の無条件撤去、中小企業への支援策などを訴えた。
藤川氏は連合北海道が支援。札幌市職員や札幌市議を務めた経験を生かして「即戦力」をアピールした。公示後には社民党道連との選挙協力を結んで支持拡大を図っている。大林氏は独自の戦い。
期間中は函館にも各党の「大物議員」が入った。各候補とも選挙戦終盤は大票田の札幌市中心に遊説し、支持を訴えた。
大勢判明は選挙区が12日午前零時前後、比例代表は同日未明の見通し。
提供 - 函館新聞社
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