おいしいスイーツ堪能 グリーンプラザにカフェ 大門活性化で社会実験

update 2010/7/11 10:07

函館市の条例で商行為が規制されている松風町の市有地「はこだてグリーンプラザ」で10日、オープンカフェを営業する本年度の社会実験が始まった。1回目は市内の洋菓子店「ペシェ・ミニョン」と「ペイストリー・スナッフルス」が出店し、自慢のお菓子や軽食などを提供した。

 駅前・大門地区のにぎわい創出を目指し昨年度から行っている試み。本年度は10月まで計10回の実施を予定している。

 この日は、雨が降るあいにくの天気のため、テントの中にテーブルやいすを並べる形になったが、人気店舗の登場とあって親子連れや友人同士などが数多く来場。通常は店舗で販売していない特製かき氷や焼き立てのワッフルなどの特別メニューが人気を集めていた。このほか、子どもたちが楽しめる輪投げやサッカーゲームなども行われた。

 両親と訪れた田中英樹君(千代台小5年)は、焼き立てのフランスドッグをおいしそうにほおばりながら「外で食事をするのはとても気持ちがいい。またこういう場所に来てみたい」と笑顔を見せていた。

 ペシェ・ミニョンのマネージャー笹尾佳代さんは「昨年に続き2回目の出店だが、今回のために用意したメニューが好評でほっとしている。この場所で継続してオープンカフェの営業ができれば、地域の活性化にもつながるのでは」と話していた。

提供 - 函館新聞社




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