函館白百合高 まんが甲子園本選に出場 7年ぶり
update 2010/7/10 17:24
函館白百合学園高校アニメーション部が8月7、8日に高知県で開催される「第19回まんが甲子園(全国高等学校漫画選手権大会)」(高知県など主催)の本選に出場する。同校の出場は2003年以来7年ぶり。本選に挑む部員たちは「あこがれの大会に出られてうれしい」と喜んでいる。
まんが甲子園は、全国の高校から予選テーマに沿った作品を募集。今回の応募総数は280校で、予選審査を通過した30校が本選大会に出場できる。本年度の予選テーマ「3D」「○○無料化」のいずれかを選び、そのテーマに沿った漫画をB4サイズの画用紙に作画する。
毎年応募を続けている同部は「3D」を選択。2011年の地上デジタル放送完全移行(地デジ化)のPRキャラクター「地デジカ」にちなみ、「将来テレビが『3D化』したら…」との発想で、3D化のキャラクター「スリーディーイカ」を描いた。函館名物のイカをメーンキャラクターにし、テレビ画面には「20XX年7月、3D化完了」と表示した。原案は部員の寺井琴美さん(3年)が出し、部長の米谷良美さん(同)が作画、副部長の前田美幸さん(同)が着色を担当。イカ独特の質感と光沢感が出るよう構成や色のグラデーションで工夫し、3Dをイメージして立体感を出したという。
本選では、5つのテーマ候補の中から、当日に第一次競技、敗者復活戦、決勝戦でそれぞれテーマが発表され、各5時間半で作品を仕上げる。決勝には20校が進出できる。都合で寺井さんは出場できないが、米谷さん、前田さん、横内里奈さん(3年)、中村茉耶さん(2年)と小野寺花さん(1年)の5人1チームで出場する。米谷さんは「全国の強豪と競えるのが楽しみ。決勝を目指して一致団結し、ほかの部員の分も頑張りたい」と意欲を見せている。
提供 - 函館新聞社
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