「彩風塘 函館店」が北斗市産「北寄貝フェア」

update 2010/7/9 17:05

 函館市昭和3の中国料理店「彩風塘 函館店」(佐藤優店長)は9日から8月31日まで、北斗市産のホッキ貝を使った「北寄貝フェア」を開く。提供するのは、湯引きやあんかけ焼きそばなど4品。ホッキの持ち味を生かした自慢の料理がメニューに並ぶ。佐藤店長は「地元のホッキ貝を本格広東料理でぜひ味わってほしい」と話している。

 同店は昨年9月にオープン。開店以来、地元の食材にこだわったメニュー作りをしている。今回は、引き締まった身と歯ごたえが特徴の北斗産のホッキを使ってフェアを開くことを決めた。フェア開催にあたって、上磯郡漁協と北斗市地産地消推進協議会も協力。試食会で漁協関係者らの意見を聞き、参考にした。

 フェアのメニューは「湯引き香港風」(1000円)、「あんかけ焼きそば」(980円)、「XO醤炒め」(1260円)、「ホッキ貝とホタテの辛味和え」(980円)。お薦めの「湯引き」は、生で食べてもおいしいホッキをさっと湯に通し、ネギとショウガをのせ、しょうゆだれで味付けしている。

 また、ホッキ貝の料理のほか、同漁協管内で水揚げした知内産のマコガレイやクロゾイなどの魚を日替わりで提供。客の要望に応じて調理する。

 メニューを考案した同店の内村卓生料理長は「シンプルに調理するのが広東料理の基本。新鮮なホッキの味と食感を生かすことができた」と話している。

 営業時間は午前11時半―午後3時、午後5時―10時まで。定休日は第2、4月曜。問い合わせは同店TEL0138・34・7260。

提供 - 函館新聞社




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