昨年度の売上1000万円突破…上ノ国町物産センター
update 2010/7/9 17:04
【上ノ国】2009年6月にオープンした上ノ国町物産センター(原歌3)では、町内産の新鮮な農水産物が人気を集め、昨年度の売上額が1000万円を突破するなど、順調な滑り出しをみせている。
同センターは「道の駅上ノ国もんじゅ」の1階を改装。昨年6月20日から営業をスタートした。物産センター連絡協議会(丸山由美子会長)に参加する農家や漁業者が新鮮な地場産品を持ち寄り、生産者の顔写真入りの商品棚で販売している。
鮮度抜群の朝どり野菜をはじめ、春先にはギョウジャニンニクやタケノコといった天然物の山菜も人気を呼んだ。町内の木工愛好家の作品のほか、天の川から引き上げた1000年前の古木を加工した木製品など商品のすそ野も広がっている。
売上額は昨年6月20日から今年3月末までの約9カ月で1084万円に上った。1日平均では約4万4000円を売り上げた計算だ。当初は19人でスタートした連絡協議会も3月末までに会員が30人に増加。初めてのゴールデンウイークを迎えた4、5月には道内外から観光客が訪れ、2カ月間だけで447万円の売り上げた。
センターを運営する町観光振興公社(社長・工藤昇町長)は「年間を通じた売り上げは昨年をさらに上回ることが予想される。今後も安全で安心な生産者の顔が見える農水産物の提供を進めていきたい」と語る。道の駅2階にあるレストラン「グルメブティックもんじゅ」でも、地場産ヒラメを丸ごと天ぷらにした「てっくい丼」などのオリジナル料理が好評だ。同社は「物産センターとレストラン部門の相乗効果に期待している」とする。
物産センターは午前10時から午後6時まで。レストランは午前11時から午後8時まで。問い合わせは道の駅上ノ国もんじゅ TEL0139-55-3955へ。
提供 - 函館新聞社
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