内定目指し表情真剣 合同企業説明会に学生ら130人
update 2010/7/8 14:33
来春に大学や短大などを卒業予定の学生らを対象にした「2010合同企業説明会」が7日、函館市若松町のロワジールホテル函館で開かれた。厳しい就職戦線の突破に向け、市内の学生ら約130人が「内定」を目指し、真剣な表情で採用担当者の説明に耳を傾けた。
函館地方法人会、函館商工会議所、道中小企業家同友会函館支部の共催で、毎年この時期に開催している。今年は道南の食品製造や建設、金融など14社・団体が参加。厳しい雇用情勢を反映して昨年より5社少なく、採用予定数はいずれも若干名の狭き門となった。
参加した学生は昨年より30人ほど減ったが、市内の学生を中心に、札幌や青森、東京などからUターンの就職希望者も。参加者は会場内の各企業のブースを回り、業務内容や採用スケジュールなどについて熱心に質問したり、メモを取ったりしていた。
3社の面談に臨んだ市内の女子短大生(19)は「希望する求人が少なく、不況の影響を感じる。地元で何とか就職したいので、職種なんか選んでいられない」とあせり顔。ある採用担当者は「函館は女子の数が多く、東京や札幌に流れがちな大卒男子の確保は難しい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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