白熱!北前船競漕
update 2010/7/5 10:21
【江差】第57回江差かもめ島まつり(江差観光コンベンション協会主催)は2日目の4日、江差港で第32回全道北前船競漕(きょうそう)大会が開かれた。町内外から40チームが出場。色鮮やかな北前船が水上での熱戦を繰り広げた。
同港が道開発局の「みなとオアシス」の登録を受けた記念大会として開かれた。南ふ頭に設けられた1周約160メートルの特設コースを舞台に、4隻の北前船がタイムとかじさばきの妙技を競った。4隻が乱戦を繰り広げる海上の折り返し地点は最大の見どころ。8人のこぎ手は、船首で打ち鳴らされるドラの音に合わせて、懸命にかいを振るった。
この日の港内は、強い風が時折吹き寄せ、猛ダッシュをみせたチームや、船が流されて悪戦苦闘する姿も大勢の観客を楽しませた。決勝レースでは、桧山南部に勤務する消防署員の合同チーム「ザ・RESCUE(レスキュー)」が1分32秒62のタイムで優勝。10万円の賞金を勝ち取った。
この日は、かもめ島にある漁業の守り神・厳島神社のご神体をおみこしに移し、江差の沖合を巡る海上渡御のほか、演歌歌手の北原ミレイさんと川野夏美さんの歌謡ショーも開かれ、大勢の人でにぎわった。
北前船競漕大会の決勝順位は次の通り。(かっこ内は決勝タイム)
○1ザ・RESCUE(1分32秒62)○2一心(1分33秒05)○3滝沢(1分35秒75)○4矢口港湾建設A(1分39秒18)
提供 - 函館新聞社
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