職人技に興味津々
update 2010/7/5 10:20
「第27回技能士と市民の集い」が4日、函館職業能力開発促進センター(ポリテクセンター函館、函館市日吉町3)で行われた。親子連れら約600人が来場し、経験を積んだ職人から伝統技術を教わり、交流を深めた。
函館地区建築技能士会(石岡保代会長)と函館技能士会(遠藤正司会長)の主催。会員100人が講師役となり、来場者に工作や刃物研ぎなどを手ほどきした。
工作広場では、道具箱や本立て、竹馬、ティッシュ箱を製作。耳に鉛筆を挟んだ“職人スタイル”の会員が子どもたちにくぎ打ちやのこぎりの使い方を丁寧に教えた。
児童らは真剣なまなざしで作品づくりに取り組み、「よし、うまくいった。面白い」と笑い声が響いた。布団や座布団、表札、まな板などの販売も人気。七夕飾りをプレゼントするコーナーは開会とともに大勢の子どもたちでにぎわった。
父親と来場した青柳小2年の木村光(らいと)君(7)は「おもちゃ箱とティッシュ箱をつくった。金づちで木の板にくぎを打つのが面白かった。また来年も来たい」とにっこり。建具部会の田原武雄さん(79)は「来場者と一緒にものづくりを楽しむことができた。子どもが目を輝かせて喜んでくれたことがうれしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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