来年統合の磨光、木直小 児童ら交流
update 2010/7/4 12:38
函館磨光小学校(須藤由司校長、児童131人)で3日、来年4月の函館木直小学校(津田英昭校長、児童48人)との統合に向けた両校児童らの交流活動が初めて行われた。磨光小で毎年恒例のPTA行事「ソーメン流し」や、花壇づくりにも仲良く参加し、互いに親ぼくを深めた。
両校児童は体育館で対面し、始まりの集会で磨光小児童会長の前田啓輔君(6年)が「お父さん、お母さんが作ったそうめんをたくさん食べて仲良くしてください」とあいさつ。木直小児童は磨光小児童と手をつなぐなどして校舎内を見学した。
長さ40メートルの管材を使った「ソーメン流し」では、児童らは勢いよく流れてくるそうめんを取り逃さないよう奮闘しながら、楽しそうに食べていた。磨光小5年の加我駿典君は「大勢で食べた方がおいしい」と喜んでいた。一方、花壇づくりでは、両校児童が共同作業でベゴニアの花300株をプランター
個に植えた。木直小4年の佐々木塔子さんは「磨光の子と一緒に参加して仲良くなれた」と笑顔だった。
須藤校長は「両校児童が楽しく過ごしていて、とてもいい光景。交流活動をやってよかった」と話し、津田校長も「いい交流ができた。木直の子もうれしかったようで、今日を忘れないで統合に向かうと思う」と語った。
終わりの集会では、木直小児童会長の西谷彪太君(6年)が「来年の統合に向け、磨光の人とたくさん交流したいのでこれからもよろしくお願いします」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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