まちづくりで協定 サッポロビール、HDと函館市
update 2010/7/3 09:34
函館市は2日、サッポロビール(寺坂史明社長)、同社持ち株会社のサッポロホールディングス(村上隆男社長)との間で、函館市のまちづくりに連携して取り組む「協働・共創のまちづくりに関する協定」を締結した。食文化の育成や環境などの分野で、幅広くまちづくり活動で協力しあう目的。
サッポロビールは創業地・北海道で各種社会貢献活動を行っており、これまで道庁、札幌市と同種の協定を結んでいる。函館では昨年の開港150周年に合わせ、カウントダウンモニュメントを設置したほか、メーン行事「ドリームボックス150」でもメーンスポンサーとして協賛。市との関係が深まったことで、今回の協定に至った。
今月1日には150周年記念事業のメーン会場だった緑の島に記念碑(御影石製、高さ1.35メートル、幅1.1メートル)を設置。8月21日に開幕する「はこだて国際科学祭2010」(サイエンスサポート函館主催)では、“大人の科学教室”としてビールの味覚センサー実験やジャズ演奏などで協力する。
市役所で行われた調印式では、西尾正範市長とサッポロビールの寺坂社長が協定書に調印した。西尾市長は「今回を契機にいいパートナーとして、新しい価値を作り出す作業をしていきたい。つながりを大事にしたい」と期待。寺坂社長も「もっと多くの人に函館に来てもらうため、少しでもお手伝いができればありがたい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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