五稜郭駅華やかに 函水、函商、大野農業「花の駅長さん」始動
update 2010/7/1 10:10
JR北海道から「花の駅長さん」に委嘱された函館水産、函館商業、大野農業の3高校の生徒らが30日、JR五稜郭駅(函館市亀田本町)で活動を開始した。3校の生徒が協力して駅舎の前やホームなどに花のプランター40個を配置した。
「花の駅長さん」は駅を花で飾り、利用者をもてなす試みで、3校合同で3年前から五稜郭駅で行っている。この日は、各校から計19人の生徒が参加した。
花は大野農業高園芸科が栽培したマリーゴールド、ベゴニア、ロベリアで、8月末まで楽しめるという。花の栽培を担当する同校3年の由利弘章君は「種まきから始めて自分たちで育てた花が、駅利用者の励みになればうれしい」と話していた。
このほか、函館水産高は生徒が新島襄に関する調査に取り組んできたことにちなみ、新島襄が10歳の時に描いたというナデシコの苗と種を20セット、肥料50袋を用意。これを大野農業や函館商業の生徒が駅利用者に無料配布した。ナデシコを受け取った亀田本町の老林キミ子さん(78)は「大事に育てて花を咲かせたい」と喜んでいた。
活動は8月末まで。期間中、函館水産高では7日午後6時半から、同駅舎横にミニシアターを設置し、宮沢賢治作品を題材にした自主製作アニメを上映する。
提供 - 函館新聞社
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