道選管あの手 この手…若者に投票呼び掛け
update 2010/7/1 10:09
参院選の投票率向上を目指し道選管渡島支所(寺山朗支所長)は、国政選挙などで特に投票率が低い若年層への啓発に力を入れている。若者の利用が多いコンビニエンスストアでチラシ配布などを行い、貴重な1票を無駄にしないよう呼び掛ける。
道選管によると、函館市の投票率は1992年7月の参院選から2009年8月の衆院選まで、道内市で連続12回の最下位。近年で最も低かったのは95年7月の参院選で37・84%(道内平均46・92%)だった。
町村平均の投票率も、渡島は03年11月の衆院選から09年8月の衆院選まで連続5回、14管内でワーストだった。07年の前回参院選では、函館市55・24%、北斗市55・37%と35市中でワースト1、2位となる不名誉な記録も。
同支所は投票率向上に向けて、特に低い20、30代の底上げを図る。昨年8月の衆院選に続き、コンビニエンスストアに協力を要請し、渡島・桧山管内113店にポスターを掲示するほか、レジ袋へのチラシ入れは75店で3、9日の両日に計3万枚を予定している。
8日には地元ラジオ局「FMいるか」に関係者が出演。五稜郭公園で9日から始まる「市民創作函館野外劇」でも会場放送を行い、広く投票を呼び掛ける。
11日の投票日に都合がつかない場合は期日前投票を利用できる。函館市では本庁舎のほか、亀田、湯川、戸井、恵山、南茅部の各支所と椴法華総合センターの計7カ所で投票所を開設している。10日までで、午前8時半―午後8時。
提供 - 函館新聞社
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