日本代表 頑張った サッカーW杯
update 2010/7/1 10:09
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会決勝トーナメントで、惜しくもパラグアイに敗れた日本代表。しかし、自国開催以外で初のベスト16入りを果たしたイレブンに、函館市内のサッカー関係者やサポーターからも温かい声が寄せられた。
函館市松風町15の「バー・オウンゴール」(福士将宏ジェネラルマネジャー)には29日深夜、100人近くのサポーターが詰めかけた。
初のベスト8進出に向け、サポーターの応援も過熱。PK戦での敗戦が決まると、嘆息の声が店内を包んだが、すぐに健闘をたたえる拍手が響いた。涙をユニホームでぬぐう選手たちの姿に見入っていた同市日吉町の永長利朗さん(24)は「負けたが、選手はみんな頑張った」と笑顔を見せた。
市内のサッカー関係者も日本代表の奮闘に手ごたえをつかんだ様子。函館サッカー協会の永沼秀興会長(69)は「敗れはしたものの、非常に素晴らしい試合。個々の力では負けていない。日本が世界に通用すると感じた」と力強く語った。
函館サッカー協会副会長で道教育大函館校の田中和久教授は今回の日本代表の活躍について「控え選手やスタッフを含め、チームが一丸となってチャレンジしたことが結果につながった。将来サッカー選手を目指す子どもたちにも大きな夢を与えてくれた」と評価する。その一方で「4年に一度の盛り上がりに終わらせないために、日本サッカー協会はJリーグの人気回復にも力を入れるべき」と指摘した。
提供 - 函館新聞社
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