附属中2年 浴衣の着付けに挑戦

update 2010/6/30 09:36

 道教育大附属函館中学校(相田幸男校長、生徒357人)は29日、2年生の家庭科の授業で浴衣の着付け講座を実施した。2年生約120人が和服の歴史やマナーを学び、着付けに挑戦した。

 2012年度からの新学習指導要領で和服の基本的な着装を扱う内容が盛り込まれるのに伴い、先行実施した。函館和装研究会教授で、同校の社会学級着物着付けサークルの講師を務める橋本祐子さんが留め袖や訪問着など着物の種類、その用途などを解説。「マナーは基本的に人間関係を良くするもの」とお辞儀の仕方も教え、生徒の目の前で、男性教諭に袴(はかま)を着せて着付けを実演した。

 生徒たちは持参した浴衣や借り物で、橋本さんをはじめ、サークルのメンバーらに手ほどきを受け、一部の男子生徒も浴衣を借りて自分で着付けをした。

 自分の浴衣を持参した山本純礼(すみれ)さんは「着付けはちょっと難しかったけど、着物のことがいろいろと分かって勉強になった。また自分で着付けをしてみたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社




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