参院選きょう公示 比例に板倉、横山氏出馬へ
update 2010/6/24 12:59
第22回参議院通常選挙が24日、公示される。比例代表には、道南ゆかりの候補として、前函館市議の板倉一幸氏(59)が民主党から、函館市区選出の前道議、横山信一氏(50)が公明党から出馬を予定している。結果によっては道南選出の国会議員が衆院を含めて計3人となる可能性もある。
板倉氏は私鉄総連の組織内候補として、地域の公共交通の維持とともに、道南経済の活性化を掲げている。出馬表明前から全国各地の組合を回ってあいさつ回りを進め、浸透を図ってきた。
公示日の24日は中央選挙管理会(東京)から「七つ道具」が届くのを待って、午後3時から函館市杉並町の選挙事務所で出陣式を行う。午後6時半からは本町で「街頭大集会」を開き、鉢呂吉雄衆院議員が応援に駆け付ける。選対幹部は「菅首相に代わったことで、函館でも支持率回復を実感している。ストレートに票に結びつくかは難しいが、25―30万票を目指す」としている。
横山氏は公明党の北海道・東北ブロック重点候補。道議を2期7年務めた実績を生かし、水産業など一次産業の振興と、今期で引退する風間昶氏(63)が長年取り組んできた北海道新幹線の整備などを訴え、両地区を精力的に回る考えだ。
24日は午後4時から札幌市の大通公園で第一声を上げる予定で、同党の井上義久幹事長が応援に訪れる。25日には函館入りし、市内3カ所と北斗市、七飯町で街頭演説。午後6時半からは市内のホテルで個人演説会を開いて支持を訴える。横山氏は「比例区は雲をつかむような戦い」としており、地元以外でどれだけ浸透するかがカギを握る。
提供 - 函館新聞社
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