W杯、惜敗も健闘たたえる 函館から大声援送る
update 2010/6/20 12:05
応援、より過熱―。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は9日目の19日、日本代表の2戦目が行われオランダに0―1で惜敗した。この勝敗が決勝トーナメント進出を大きく左右するとあって、函館市松風町15の「バー・オウンゴール」(福士将宏ジェネラルマネージャー)には、サポーターら約70人詰めかけ、画面に映し出された試合を見守り、大声援を送り続けた。
午後8時半にキックオフすると、会場中に割れんばかりの声援がこだました。前半はお互い一歩も譲らぬ展開。オランダ陣内を駆け回る日本代表にサポーターたちは「いいぞ!」「OK、OK」などと応援。ファウルを受けると、大きなため息が店全体を包み込み、華麗なスルーパスが通ると「よし!」の声と拍手が店内に飛び交った。
試合が動いたのは後半8分。オランダ代表スナイダーのシュートでゴールネットが揺れた瞬間、店内には「あー」という悲鳴が響き渡った。その後本田選手、岡崎選手らがオランダゴールに迫るが、オレンジ色の壁を崩すことはできなかった。試合終了後には、日本代表の健闘を「ニッポン」コールでたたえていた。
ひと際大きな声援を送り続けた市内在住の自営業、三木紀一さん(70)は「次戦につながるいい試合だった。決勝トーナメント進出を信じている」と力強く語っていた。
提供 - 函館新聞社
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