新規高卒者の雇用奨励補助金申請低調
update 2010/6/18 10:14
新規高卒者を正規雇用する市内の中小企業に、函館市が雇用者1人当たり15万円を助成する「新規高卒者等雇用奨励補助金」の申請が、低調であることがわかった。市が当初予算で見込んだ320人に対し、14日までの申し込み数(採用計画書提出)は67事業所の151人と半数以下。西尾正範市長は「今後とも周知に努める」と述べ、10月以降に事業を検証するとした。
17日の市議会第2回定例会で、丸尾隆子氏(共産党)の一般質問に答えた。
新規高卒者の就職内定状況が厳しい中、地元雇用を進める緊急的な施策として、市が新規事業としてスタート。6カ月以上正規雇用することなどが条件で、予算は4800万円を見込んだ。
丸尾氏は「期間延長と、雇用対象を新卒者以外にも拡大する必要がある」と指摘。これに対し西尾市長は、10月以降に行う検証について「現在は医療法人と福祉法人が対象外だが、この点などを検討したい」と述べるにとどまった。
提供 - 函館新聞社
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