函館どつく 3期連続黒字

update 2010/6/17 13:07

 函館どつく(函館市弁天町、岡田英雄社長)は16日、2010年3月期決算を発表した。売上高は前期比22・5%増の347億9800万円、経常利益は同86・2%増の16億6300万円の増収増益となった。3期連続の黒字で、前期までに10億円を超えていた累積赤字を解消した。

 純利益は同2・8倍の25億4400万円で2期連続の黒字。昨年6月に新造船のキャンセルに伴う違約金を特別利益として計上したためで、これにより前期までに12億2900万円あった累積赤字は解消された。

 部門別の売上高では、14年3月まで安定した受注を抱える主力の新造船部門が、同40・8%増の270億600万円と好調。修繕船部門は民間受注の低迷で同12・9%減の52億5700万円。橋梁(きょうりょう)陸機部門は公共事業の削減が響き、同20・2%減の25億3300万円だった。

 11年3月期は、今年10月からの大型船修繕ドックの稼働や、年間8隻体制の安定した新造船受注などに支えられ、修繕船売上高で約400億円、経常利益で約20億円の黒字を見込んでいる。

 このほか、役員人事で常務執行役員だった吉川廣治氏が取締役に、室蘭製作所副所長で船舶部長の相良好正氏が執行役員にそれぞれ新任された。

提供 - 函館新聞社




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