希望胸にカメルーンへ

update 2010/6/15 15:35

 JICA(国際協力機構)本年度の青年海外協力隊第1次隊として、カメルーンに赴く函館市元町の佐々木梓さん(33)と、シニア海外ボランティアとしてソロモンに向かう同市元町の梅田文世さん(61)が14日、函館市役所を表敬訪問した。応対した市教委の妹尾正白生涯学習部長は「体に気をつけて頑張って」と激励した。

 佐々木さんは東京都内の大学を卒業後、地元ラジオ局のFMいるかに入局し、約10年間にわたりパーソナリティーとして活躍した。「自分の持っている引き出しを増やしたい」と思い、応募した。

 カメルーンでは首都ヤウンデから約400キロ離れたムンゴ県にある、地元ラジオ放送局の「女性と子供の開発協会」で番組制作指導や放送機器整備を行う。「現地では同じ人間として気持ちを分かち合いたい」と抱負を語った。

 梅田さんは昨年、市立函館病院を退職し、以前から興味があったという同ボランティア募集に挑戦した。理由は助産師としてこれまで培ってきたことから「発展途上国でこれまでの経験を生かしたい」と話す。

 赴任地のソロモンでは首都のホニアラに所在する看護学校で講義や実習を行い、現地の看護師のレベルアップを図る。梅田さんは「まずは言葉や文化を覚えることが大事。自分がどこまでやれるか試したい」と意気込んでいる。

 佐々木さんは今月23日、梅田さんは21日に出国する。

提供 - 函館新聞社




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