龍馬記念館、来場者2万人達成
update 2010/6/12 10:19
昨年11月15日にオープンした「北海道坂本龍馬記念館」(三輪貞治館長、函館市末広町8)が10日、来場者2万人を達成した。同日、同館内で開かれた市民有志らで構成される「函館龍馬愛好会」の席上で三輪館長から報告されると、参加した会員が拍手で喜びを分かち合った。
同館は昨今の幕末ブームや北海道と龍馬の関係、そのゆかりの人物にスポットを当てた珍しさも手伝い、連日観光客らが詰め掛ける。3月末に1万人を達成したばかりで、この日も団体客や修学旅行生など約300人が来場した。記念セレモニーなどは行われなかったが、異例の早さに三輪館長は「まさかこんなに早く突破するとは思わなかった。たくさんの人に蝦夷地開拓という龍馬の夢を知ってもらえてうれしい」と感激しきりだった。
また、地元郷土史研究家や市民が集まり龍馬を通じて幕末の知識を深める同愛好会では、三輪館長の「おかげさまで2万人を達成することができました」の声に拍手と歓声が起こった。ある参加者は「交流は人を変える。関わり合いが少ない時だからこそ、龍馬の力の偉大さを感じる」と話し、参加者全員がこれからも解説などに力を入れ観光客らに楽しんでもらえる館を目指そうと、更なる飛躍を誓っていた。
提供 - 函館新聞社
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