目指せ売り上げアップ! 函館市内で中元商戦が本格化
update 2010/6/11 10:01
函館市内の百貨店のトップを切って、棒二森屋(若松町)は10日、新館アネックス7階催事場に「お中元総合ギフトセンター」を開設した。この日は午前10時の開店前に恒例の出陣式が行われ、法被姿の社員約80人が中元商戦に向けて売り上げアップを誓った。
棒二森屋では、地産地消をテーマに4000円前後の商品を中心に約600種類を用意。道南・函館の地場産品20点の中から5品を選べる人気の「選べるギフト」のほか、消費者の節約志向を反映して15%割引の特別提供品や、1780円の持ち帰り用商品もそろえた。
出陣式で安藤正和店長は「景気低迷で低価格志向が続く厳しい状況だが、自信のある新商品を積極的に売り込み、お客さまに早めのアプローチを」とハッパを掛け、前年比8%増の売り上げ目標を掲げた。最後に全員で「ガンバロー」を三唱した。同センターは8月15日まで。7月5日までは早期割引の特典がある。
市内ではテーオーデパート(梁川町)が11日から、丸井今井函館店(本町)が23日から、それぞれお中元ギフトセンターを開設。テーオーでは1990円や2990円の均一価格の商品や道内のスイーツの品ぞろえに力を入れ、丸井今井では産地直送品や送料無料の商品を充実させるという。
各百貨店によると、商戦は7月上旬ごろがピーク。函館では定番のビールやめん類に加え、地元産のソーセージやカレー、海産物の人気が高いという。一方、消費低迷の影響で主力は3000円―4000円の低価格帯が売れ筋で、各店とも早期割引や送料無料サービスなどで顧客獲得にしのぎを削っている。
提供 - 函館新聞社
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