調理師への第一歩 大妻高で戴帽式

update 2010/6/10 10:14

 函館大妻高校(池田延己校長)で9日、調理師を目指す食物健康科1年生にコック帽を与える「戴帽式」が行われた。白衣を身に着けた同科3期生42人が料理の道を歩む決意を新たにした。

 包丁研ぎや調理器具の扱い方などの基礎教育を終えた1年生が、6月から専門的な料理を学ぶ調理実習に入る前に、調理師への第一歩として実施している。保護者らが見守る中、生徒たちは1人ずつ名前を呼ばれ、教諭に真新しいコック帽をかぶせてもらった。

 金丸隆一教頭が「今日の日を目標に向けた決意の日にしてほしい」と激励。来賓の函館水産物商業協同組合調理講師の秋保栄さん、アイスカービング会長の伊藤眞悟さん、函館割烹(かっぽう)調理師会会長の樋口七郎さん、同会幹事長の坂本勝彦さんも出席し、生徒にエールを送った。

 最後に生徒全員で「地域社会に貢献できる調理を目指します」などと誓いの言葉を斉唱。大江美鈴さん(15)は「コック帽をいただいて気合が入った。おいしいと言ってもらえる料理を作りたい」と話した。

提供 - 函館新聞社




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