5月こんぶ 出来上々 函館・戸井地区小安
update 2010/6/9 14:59
函館市戸井地区の小安町で養殖コンブ漁が終盤を迎えた。関係者によると今年の成長具合は上々。連日の好天で乾燥作業もはかどり、「いい天気で助かる。忙しいけど、最後の追い上げだ」と漁師は出荷作業に汗を流す。
養殖コンブは2月中旬から間引きが始まった。水揚げが本格化した4月以降のぐずついた天候で、作業の遅れや品質低下が心配されたが特段の問題はなかったという。
小安町の臼木照平さん(75)は8日午前3時起床、同3時40分に出漁。「6時半には戻って、家の前で干して、少し乾燥機もかける。本当に手間がかかる。でも今日も晴れたので、いい具合に乾燥してよかった」と笑顔だった。
小安町ではこの時期のコンブを「5月こんぶ」と呼ぶ。この時期に身入れが増し、水揚げが最盛期を迎えるからだという。今季の5月こんぶ漁は10日まで。
提供 - 函館新聞社
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