「緑の島」に緑いっぱい…ツツジやハマナスなど

update 2010/6/8 10:24

 連日の好天を受け、各地でつややかな若葉が広がっている。函館港「緑の島」(函館市大町)もその名の通り、植物の緑であふれている。ツツジは満開でハマナスも大きな花びらを見せ始めた。観光客や地元の散策者らはさわやかな景色を満喫している。

 緑の島は面積8ヘクタールの人工島。函館港整備の土砂を埋め立て、1980年着工、90年3月に竣工し、以来、市民の憩いの場のほか各種イベント会場としても幅広く活用されている。

 管理する函館市港湾空港部管理課によると、島には30種2万2400本の植物が自生。外周約1キロで、ベンチが多く置かれ、晴れた日は散策を楽しむ人でにぎわうほか、チカ釣りをする釣り客の姿も見られる。

 7日正午に足を運んだ札幌市の会社員神保真人さん(37)は「五稜郭、元町と函館観光を楽しんできたが、緑の島は景色が最高で涼しい風も吹いて気持ちいい」と話していた。

 開放時間は午前9時―午後8時。問い合わせは同管理課TEL0138・21・3486。

提供 - 函館新聞社




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