道南自動車フェリー 11月に関連2社と吸収合併
update 2009/9/29 11:53
函館と青森、大間を結ぶフェリーを運航する道南自動車フェリー(函館市港町3、関根二夫社長)は28日、11月1日付でグループ会社の東日本フェリー(同)と東日本シップマネージメント(同)を吸収合併すると発表した。同1日付で社名も「津軽海峡フェリー」に変更する。
道南自動車フェリーなど3社は、海運会社リベラホールディングス(広島県呉市)傘下のホールディング会社ブルーオーシャン(函館市港町3、木澤隆史社長)の100%子会社。合併によりフェリーの運航事業のほか、船舶の貸渡や管理業務なども集約し、経営の効率化や財務基盤の強化を図る。
道南自動車フェリーを存続会社とし、東日本フェリーと東日本シップマネージメントは消滅会社として解散する。新株の発行や増資はせず、消滅会社の資産や従業員約220人は津軽海峡フェリーに引き継がれる。10月1日の株主総会で正式決定し、新会社の社長には関根社長が就任する。
このほか、船内の売店などを運営するシアーズ・ジャパン(広島県呉市)の物品販売業務も新会社で引き継ぐ。合併に伴い、航路や運航ダイヤに変更はない。道南自動車フェリー事業部は「これまで愛称だった津軽海峡フェリーに業務を一元化することで一層のサービス向上に努めたい」としている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。