680人が救難技術競う 函館で全道大会

update 2010/6/6 14:37

 漁船海難防止・水難救済センター全道大会(北海道漁船海難防止・水難救済センター、実行委主催)が5日、函館市海岸町船だまりで行われた。道内の漁協ごとに漁業者で組織する救難所員が救難技術を競った。

 同センター10支部に108ある救難所員の訓練大会で、海難の未然防止の徹底と海難救助に関する知識や技術の向上を目的に毎年行われている。同センター渡島支部のある函館での開催は10年ぶり。開会のあいさつで同センターの山田邦雄理事長は「漁船の海難事故は後を絶たないが、レジャー型の海難事故も発生し、救難所の役割が増していることから、所員の技術向上を図ることが大切」と強調した。

 今年は道内の各救難所から750人が出席し、このうち渡島支部にある17救難所の所員680人が競技に参加した。競技では、往復100メートルのタイムを競うゴムボート操法、海難船舶に救助用ロープを渡す救命索発射器操法、心臓マッサージと人工呼吸による心肺蘇生(そせい)法の総合得点で順位を争った。このほか、総合訓練では函館海上保安部が浸水船、火災船の救助訓練を実演。函館航空基地所属ヘリコプターによるつり上げ救助訓練も行われた。

 競技の結果(総合1―3位)は次の通り。▽1位=吉岡、2位=長万部、3位=戸井。

提供 - 函館新聞社




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