北斗でトマトの共同選別作業始まる
update 2010/6/4 09:49
【北斗】道内2番目のトマトの生産量を誇る北斗市で3日、本年度の出荷作業が始まった。市内中野通の共同選別施設(トマトターミナル)でサイズごとに箱詰めされ、札幌方面に出荷された。
市では、合併前の旧大野、旧上磯の各地域で独自の共選出荷を行っていたが、昨年9月の施設の完成に伴い選別基準を統一し、産地ブランドの確立を目指している。
今年は天候不順の影響で昨年よりも1週間ほど遅れての出荷作業。この日は約10軒の農家が早朝に収穫されたばかりのトマトを次々と施設に持ち込んだ。施設は荷受から梱包(こんぽう)までオートメーション化され、自動選別、糖度測定などを行う機器も登載されている。パートの女性たちが、機械では判別できない傷をチェックしたり、分類されたトマトを箱詰めしていた。
市野菜生産出荷組合トマト部会の渡辺登会長(48)は「市で立派な共選施設を造ってもらった。あとは生産者としてブランド化を目指し品質の良いトマトを作っていきたい」と話した。
トマトは今後、道外にも出す予定。出荷は11月まで続き、本年度は約3000トンを見込んでいる。
提供 - 函館新聞社
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